フリージャーナリスト 森川天喜(あき)の取材記録

フリージャーナリスト 森川天喜の取材記録です

2017年は、水辺のリゾートホテル・旅館が続々とオープン!

2017年は、海辺や湖畔など、"水辺"のリゾートホテル・旅館が、都心から割とラクに行ける、神奈川県、静岡県に続々とオープンしていますね。暑い夏の旅行先にピッタリです。

 

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これまでに、取材させていただいた、「大磯プリンスホテル」の新設温泉・スパ施設、「星野リゾート 界 アンジン」、「箱根・芦ノ湖 はなをり」、そして、日帰り温泉としてリニューアルした「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」の4施設の情報を、下記の記事にまとめてみました。

 

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横須賀沖に浮かぶ無人島「猿島」の記事を最新情報化

2年ほど前に取材させていただき、執筆した、横須賀沖に浮かぶ無人島「猿島」の記事を最新情報化しました。

 

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取材先の横須賀市観光協会さんからは、「この記事のお陰で、今まで閑散としていた、冬の猿島にお客さんが来てくれるようになった」と言っていただき、猿島公園専門ガイドさんからも、「こんなに丁寧に取材してもらったのは初めてなので、うれしい」と言っていただきました。

当時、まだ今の執筆業に転職して間もなかったので、この記事のお陰で、少し自信を持てるようになったのを覚えています。それ以来、横須賀には、何度か取材でうかがっています。

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オリックスグループ初の新築旅館が箱根に!

箱根に8月1日、新規オープンするオリックスグループの旅館『箱根・芦ノ湖 はなをり』を、一昨日、取材してきました。

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オリックスグループは、今まで旅館に関しては、"再生"事業のみ手がけてきており、新築案件は今回が初めてだそうです。

↓こちらが、その紹介記事です。

news.allabout.co.jp

この施設は、目の前に芦ノ湖が広がる絶景が素晴らしいですね! 上の写真は、ロビーとつながっている水盤テラスです。

それと、料理に力を入れている感じが伝わってきました。「自分会席」というスタイルで、和風をベースにフレンチの技術を取り入れた料理をいただけます。

料理に関しては、味は良いですが、提供の仕方やメニューを、まだ、試行錯誤をしている状態という印象も受けました。今後、より改善されていくと思います。

続々と改革を実行する湘南モノレール新体制!利用者も急増

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ICカード対応や駅のバリアフリー化、江の島がセーリング競技の会場になる東京五輪に向けての対応などについて、湘南モノレールの尾渡社長にインタビューさせていただいた記事が公開になりました。


それにしても、尾渡社長の新体制になってからの、改革のスピード感がすごい!

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総工費30億6000万円!大磯プリンスの「ラグジュアリー」なスパ施設

神奈川県大磯町の大磯プリンスホテルは、7月15日、新しい温泉・スパ施設をオープンしました。

今年になってから、客室棟のリニューアル、大磯ロングビーチへの宿泊者専用エリアの設置、そして、今回の新しい温泉・スパ施設のオープンと、次々とバリューアップのための施策を行う大磯プリンスホテル

一連の工事の総工費は、30億6000万円にも上るそうですが、その狙いは、いったい何にあるのでしょうか?

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「大磯プリンスホテル」の温泉・スパ施設、明日オープン!

大磯ロングビーチ」開業から、今年、60周年を迎える大磯プリンスホテルに、新たな温泉・スパ施設「THERMAL SPA S.WAVE(サーマル スパ エス ウェーブ)」が、明日、7月15日にオープンします!

今日は、明日のオープンに先立ち、報道関係者向けの内覧会や、水泳のバルセロナ五輪金メダリスト、岩崎恭子さんらを迎えたテープカットが行われました。

 

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大磯というと"温泉"のイメージは薄いかもしれませんが、同施設3階の「温泉フロア」では、天然温泉が楽しめます。

また、一番の目玉になりそうなのが、4階の「スパフロア」に設置されたインフィニティプール。海と空と一体になったような、抜群の開放感を味わうことができます。

 

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なお、「THERMAL SPA S.WAVE」は8月末まではホテル利用者専用で、外来での利用が可能になるのは、9月1日からです。

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夏でも涼しい地下伽藍(がらん)「田谷の洞窟」

夏の暑い盛りは、旅行や観光はちょっと……と思いますが、夏でもヒンヤリ涼しい洞窟や鍾乳洞などはオススメです。

紹介するのは、大船駅から北西に1kmほどの横浜市栄区田谷町にある定泉寺境内の「田谷の洞窟」。下の写真が洞窟の入口です。

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古墳時代の横穴住居跡を鎌倉時代に修行僧たちが広げていったというこの洞窟は、江戸時代まで適宜拡張され、上下三段、延長1キロという壮大な規模の地下伽藍になっています。

入口でロウソクを受取り、洞窟に一歩足を踏み入れると、まずひんやりとした冷気に触れます。

洞窟内は所々に電球が吊るされており、全くの暗闇という訳ではなく、ロウソクにはむしろ仏様に捧げるお灯明の意味があるようです。ロウソクの灯を消さないようにゆっくりと進みます。

天井は、場所によってはとても低く頭を下げながら歩かなくてはなりません。また岩肌には、ところどころ水が染み出ています。

「行者道」と書かれた道標に従って進むと、ときどき広い部屋のような空間に出ます。

本尊の「一願弘法大師」が、ひときわ大きな部屋にまつられている他、各部屋には多くの彫刻が岩盤に彫り込まれています。

秩父三十四観音・西国三十三観音・坂東の各札所、四国八十八カ所霊場などの仏様のレリーフが彫られた部屋を次々に通過します。洞窟内を一周すれば総て巡ったのと同じ功徳が得られるということなのでしょう。

以前、訪れたときに、ある部屋に次のような素敵な言葉が彫られていました。今もあるか分かりませんが、心に刻みたい言葉なので、紹介したいと思います。

蓮はきたない泥沼に咲く
だけど汚れに染まらないで
美しい花びらを咲かせている
そんな美しい仏性を
みんながもっている
それを信じあおう
それをたがいにみつけあおう

洞窟の最後の方、金剛水がしたたり落ちる水辺に奥の院があり、さらにその奥には音無川が流れています。このあたりはあたかも映画『オペラ座の怪人』に出てくる、怪人ファントムが潜む地下迷宮のような雰囲気がありました。

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■定泉寺
住所:神奈川県横浜市栄区田谷町1501
アクセス:大船駅よりバスで15分「洞窟前」下車、すぐ
地図:NAVITIME