フリージャーナリスト 森川天喜(あき)の取材記録

フリージャーナリスト 森川天喜の取材記録です

都内有数の高級住宅地「成城」周辺が、かつて神奈川県だった?

おはようございます。さむーーい朝ですね。都内有数の高級住宅地「成城」周辺が、かつて神奈川県だったという記事を公開したところ、センセーショナルなタイトルのためか、朝からすごく読まれています(^^) 都内有数の高級住宅地「成城」周辺が、かつて神奈川…

ゲーム感覚で鉄道廃線跡を歩こう!

ゲーム感覚で鉄道廃線跡を歩こう!という記事をコラムサイトに書いてみました。そこに鉄道が走っていた痕跡が残ってないか、探しながら歩くのが、面白いのです(^^) 鉄道廃線跡をゲーム感覚で歩いてみよう! 今回、紹介したのはJR相模線の西寒川支線跡、横浜…

鶴見線・南武線・相模線の「消えた支線」

おはようございます。鶴見線・南武線・相模線の「消えた支線」をテーマに取材した記事が、東洋経済オンラインで公開になりました。 鶴見線に2023年12月に投入された新型車両E131系 ややマニアックな内容ですが、取材を進めるうちに、今まで(もしかすると誰も)…

東横線の横浜駅-桜木町駅間が廃止されてから20年!

もうそんなに経つんですね。。。 東急東横線の桜木町行きの電車 東急東横線の東白楽駅-横浜駅間が地下化、横浜駅-桜木町駅間が廃止されてから、この1月末で20年ということでコラムサイト「オールアバウト」に記事を書いてみました。学生時代、沿線に住んで…

「浜川崎支線」以外にもあったJR南武線の支線

JR南武線の「支線」についての記事を書きました。 尻手~八丁畷間を走行する浜川崎支線の205系。E127系投入によりいずれ姿を消すのかもしれないが、2024年1月現在は高頻度で運用されている 現在、南武線に存在するのは、通称「浜川崎支線」(尻手~浜川崎間…

新年おめでとうございます。今年の初仕事は星野代表インタビューの公開

皆様、本年もよろしくお願いいたします。そして、能登地震、被災者の皆様に心よりお見舞い申上げます。 さて今年の初仕事は、昨年末に話を伺ってきた星野リゾート代表・星野佳路さんのインタビュー記事(東洋経済オンライン)となりました。 星野リゾート・星…

冬旅にオススメ!山口県の長門湯本温泉、萩への旅行記

11月下旬に出かけてきた山口県の長門湯本温泉、萩への旅行記をマイナビニュースに掲載していただきました。 運休中の山陰本線の踏切 6月下旬の大雨被害により、山口県を走るJR美祢線と山陰本線の一部区間は現在も運休中。レンタカーのほうが楽なのですが、あ…

秦野のベンチャーで実験が進められている未来の乗り物「Zippar」

神奈川県中西部の秦野市に本社を置くベンチャー企業で実験が進められている自走式ロープウェー「Zippar(ジッパー)」は、簡単に言うならば、モノレールとロープウェーの技術を掛け合わせたような乗り物。 試験線を走行する自走式ロープウェー「Zippar」 ロ…

新連載「かながわ鉄道廃線紀行」開始!

本日より、神奈川新聞ウェブ版「カナロコ」にて、新連載「かながわ鉄道廃線紀行」が開始されました! 「かながわ鉄道廃線紀行」初週は小田原の路面電車を紹介(画像:箱根登山鉄道) 神奈川県内にある、鉄道廃線跡を1週間に1路線ずつ(月~金曜5回)、10路線…

「不登校になったからといって絶望しないでほしい」小田急がオルタナティブスクールを開設

増え続けている不登校問題への小田急の取り組みを取材した記事が公開になりました。 オルタナティブスクールを立ち上げた鷲田さん(左)と別所さん 自らも不登校の経験を持つ小田急の若い運転士2人が、このほど藤沢市の善行にオルタナティブスクールを立ち上げ…

JR山手線から2時間以内の鉄道「日本一」10選

長く暑い夏が終わり、いよいよ秋の行楽シーズンが到来。鉄道旅行に出かける人も多いと思います。 江ノ電にも鉄道「日本一」が? そこで、山手線から2時間以内で行ける鉄道「日本一」を探そうという記事を書いてみました。 秋の行楽シーズンに、ちょっと変わ…

横浜港・鶴見・川崎の貨物線廃線跡

今年は「貨物鉄道輸送150年」ということで、年初から貨物鉄道を追いかけてきましたが、ある意味、その集大成的な記事をマイナビニュースに書きました。 現役時の水江線(神奈川臨海鉄道50年史より) かつては港湾部を中心に網の目のように路線が張り巡らされて…

JR貨物インタビュー記事公開

日本の貨物鉄道輸送は、鉄道が開業(旅客輸送)した翌年、1873(明治6)年9月15日に旅客と同じ新橋―横浜間で貨物列車が走ったのがはじまりであり、今年は「貨物鉄道輸送150年」の節目に当たります。 紅葉の石北線を走る貨物列車(写真:JR貨物) 150年という…

関東大震災発生から100年 その記録をつむぐ

ちょうど100年前の今日、1923(大正12)年9月1日11時58分、関東大震災が発生した。 関東大震災で焼け落ちた2代目横浜駅。屋根がすべて崩れ落ち、火災のすさまじさを物語る(写真:横浜開港資料館所蔵) この震災に関しては、多数の死者を出した都内の火災に…

2024年7月までの廃止が決定した上野懸垂線(上野動物園モノレール)

おはようございます。来年7月までに廃止されることが公表された上野懸垂線(上野動物園モノレール)についての記事を東洋経済オンラインに書きました。このモノレール、小さい頃によく乗りました。 上野懸垂線初代H形車両(写真:東京都交通局) 記事執筆に…

昭和レトロな大船の街、なぜ再開発されなかったのか?

近著『湘南モノレール50年の軌跡』(神奈川新聞社刊)の内容も一部引用する形で、大船の再開発の歴史をまとめる記事を東洋経済オンラインに書きました。 木造駅舎だった当時の大船駅 大船は今は「昭和レトロの雰囲気が残る商店街」が街の魅力となっています…

誕生から200年 意外にも長いモノレールの歴史

再来年2025年は、イギリスのストックトンとダーリントン間で、蒸気機関車の牽引による世界初の実用的な鉄道が走ってから200年。きっと、大いに盛り上がるに違いない。しかし、その前に、来年2024年も文献上に世界最古のモノレールが登場してから200年という…

宇都宮LRTに関連して、川崎市電の記事を書いてみました

栃木県の芳賀・宇都宮LRT(次世代型路面電車システム)が、2023年8月26日に開業することが発表されましたが、これに関連する面白いデータがあります。 川崎市電 芳賀・宇都宮LRTは、それまで鉄軌道事業を運営したことのない新規の事業体が運営する路面電車と…

新著『湘南モノレール50年の軌跡』が発売になりました!

私の新著『湘南モノレール50年の軌跡』が、このほど発売になりました! 『湘南モノレール50年の軌跡』(神奈川新聞社刊) 本の内容に関しては、5月24日付の神奈川新聞さんの記事が、とても分かりやすくまとめてくださっております。 神奈川新聞の紹介記事 ネ…

かつて関東に存在した、貨物輸送にも活躍したミニ私鉄3路線

おはようございます。 今年2023年は、日本の「貨物鉄道輸送150年」ということで、貨物鉄道の取材に力を入れています。 上武鉄道日丹線(丹荘―西武化学前) 今朝、公開したのは、かつて関東に存在した、貨物輸送にも活躍したミニ私鉄を紹介する記事。湘南軌道…

コロナ後観光、どのように持続可能な観光を実現すべきか

コロナ後観光で最も懸念されるのが、オーバーツーリズムの再来かと思います。 有名観光地は、すでにオーバーツーリズムになりはじめている その対策として地方誘客を図り、持続可能な観光を実現するために具体的にどのようなことを行うべきか、株式会社やま…

全線開通50周年のJR根岸線、各駅下車の旅

JR根岸線は、今年4月9日に全線開通から50周年を迎えました。それに合わせて公開した東洋経済オンラインの根岸線記事の反響が大きかったので、別観点でマイナビニュースにも根岸線の記事を書いてみました。 磯子区内を走る根岸線。洋光台駅方面を望む(1982年4…

大江戸温泉がリブランドオープンした「TAOYA日光霧降」は、超コスパのいい温泉リゾートホテル

先日、取材してきた「TAOYA日光霧降」のAllAbout記事が公開になりました。 周囲の大自然を満喫できる「フォレストビュー・インフィニティ温泉」イメージ(提供:大江戸温泉広報) 「TAOYA」は、大江戸温泉が展開する新ブランドの温泉リゾートホテルで、すご…

横浜港の発展を支えた貨物線「高島線」

おはようございます。昨年は日本の「鉄道開業150年」でしたが、貨物列車の始まりは旅客列車よりも約1年遅れて1873年9月15日に、新橋―横浜間で運行が開始されました。したがって、今年は「貨物鉄道輸送150年」ということになります。 高島貨物駅跡の「高島水…

JR根岸線が全線開通から50年

私はJR根岸線沿線の横浜市磯子区洋光台の生まれですが、その根岸線が今日、全線開通から50年を迎えたので「根岸線の7つの謎」をテーマに記事を書きました。 開業後、間もない関内駅周辺(写真:横浜市史資料室) 多くの読者に読んで頂けるよう、いつもよりや…

横浜銀行冊子『マイウェイ』3月号の特集記事を執筆

横浜銀行の各支店などで配布される冊子『マイウェイ』3月号の特集記事の執筆を担当させていただきました。 横浜銀行『マイウェイ』2023年3月号表紙 テーマは、「神奈川の臨港鉄道」。高島線、鶴見線、神奈川臨海鉄道という3つの貨物線の歴史や現状、今後の展…

川崎市電の廃線跡探索

川崎市電の車両 川崎市電の廃線跡探索の記事をマイナビニュースに執筆しました。 廃止からすでに54年が経過しており、かすかに残る市電の痕跡を辿りながら歩くのは、なかなか大変な作業でした。取材にご協力いただいた川崎区役所道路公園センターのご担当者…

「強盗慶太」の名を轟かせた東急の実質的創業者・五島慶太の真価とは?

東急の実質的な創業者、五島慶太に関する記事を東洋経済オンラインに書かせていただきました。 1923年3月に撮影された多摩川付近での目黒蒲田電鉄(現・東急)重役陣。左端のステッキの人物が五島慶太(提供:東急) 政財界の大物を評する記事を書くのは、私…

川崎・横浜を走る神奈川臨海鉄道は、今年創立60周年

東洋経済オンラインに、今年6月に創立60周年を迎える神奈川臨海鉄道の記事を書きました。 同社は、現在、川崎地区の千鳥線(営業距離:4.0km)、浮島線(同:3.9km)、横浜地区の本牧線(同:5.6km)の計3路線の貨物線を保有・運行しています。 神奈川臨海鉄…

冬の能登の絶景と美食をご案内

JRおでかけネットの「大人のイマ旅」のコーナーに、冬の能登半島の絶景と美食を紹介する記事を執筆させていただきました。 能登への玄関口・金沢に到着。「鼓門」の前にて 能登半島の広さは約2,400km²。東京23区のおよそ4倍もあります。 そんな広い能登半…

星野リゾートの海外戦略

今年最後のお仕事は、星野リゾートの星野佳路代表へのインタビュー第2弾となりました。 星野リゾートの星野佳路代表 今後の海外戦略について話をうかがいましたが、裏返えせば、日本のインバウンド戦略を考える上でも参考になる話を聞けたと思います。ぜひ、…

星野佳路代表に語って頂いた「コロナ後に向けての観光課題解決」の視点

星野リゾートの星野佳路代表と、神奈川県観光協会の望月淳会長に、「コロナ後に向けての観光課題の解決策」をテーマにインタビューさせていただいた記事が公開になりました。 星野リゾートの星野佳路代表 6ページ構成と少し長いですが、非常に重要な視点を語…

湘南モノレール「ピンクリボン号」誕生秘話

10月は、乳がん撲滅の「ピンクリボン」月間です。 そこで、なぜ湘南モノレール(大船―湘南江の島 6.6km)にピンクリボン号が誕生したのか、その誕生秘話をお伝えする記事を執筆しました。 湘南モノレールの「ピンクリボン号」 記事の後半には、湘南記念病院…

「NIKKEIプラス1」の紅葉特集

本日の日経新聞朝刊「NIKKEIプラス1」の「何でもランキング」のコーナーの紅葉特集に、選者としてのコメントを掲載いただきました。 NIKKEIプラス1 本格的な紅葉の時期まであと1ヶ月。旅行先を選ぶ際の参考にしていただければと思います。ぜひ、ご覧くださ…

世界遺産登録を目指す佐渡への交通、今後どうなる?

地方路線の維持問題が注目を集めていますが、鉄道以上に深刻なのが離島航路です。鉄道であればバスなどへの代替が可能ですが、海路は代替がききません。 本土(新潟)と佐渡の往来を支える佐渡汽船は、今年3月、これまで東北・北関東を中心に各地のバス会社…

豆相人車鉄道(小田原~熱海)廃線跡探訪

先日の東洋経済に続き、マイナビニュースにも豆相人車鉄道の記事を執筆しました。小田原~熱海まで2日がかりで歩いた、廃線跡探訪記です。 豆相人車鉄道 Web記事としては、やや冗長ですが、後の時代に残す記録の意味合いも込めて、知り得た情報を可能な限り…

「OMO7大阪 by 星野リゾート」の宿泊レポート

AllAboutに久しぶりに記事を書きました。 OMO7大阪 by 星野リゾート 大阪の新今宮にこの春開業した「OMO7大阪 by 星野リゾート」の宿泊レポートです。 allabout.co.jp

熱海―小田原を結んだ豆相人車鉄道

明治の中頃から大正にかけて、小田原―熱海を結んだ豆相人車鉄道の記事を東洋経済オンラインに公開しました。 豆相人車鉄道 小田原―熱海は距離にして25.6km。車夫にとっては木造の重たい客車を押していくのは大変な重労働であり、また、乗客にとっても決して…

今年は日本の鉄道150周年。これにちなんだ記事を書きました

今年は日本の鉄道150周年の記念すべき年です。 政界も巻き込んだ、日本の鉄道「線路の幅」大論争 東洋経済オンラインに記事を書きました。テーマは、「軌間論争」。 我が国の鉄道は、1872(明治5)年に新橋-横浜間が開通したのが始まりですが、欧米諸国と比べ…

新幹線「神奈川県新駅」の実現可能性は、どれくらいあるか?

東洋経済オンラインに記事を書きました。 新横浜駅と小田原駅の間に東海道新幹線の新駅が誘致される可能性がどれくらいあるかについて、関係者に取材したものです。 寒川町倉見の東海道新幹線の新駅誘致予定地付近 誘致先の候補地である寒川町倉見地区と、相…

村岡新駅と村岡・深沢の開発について

東洋経済オンラインに久しぶりに記事を書きました。 テーマは、2032年に東海道線の大船駅-藤沢駅間に開業予定の村岡新駅(仮称)と周辺のまちづくり(村岡・深沢)の課題。 村岡新駅 松尾崇鎌倉市長、鈴木恒夫藤沢市長にインタビューするとともに、昨日(3…

女性セブン鎌倉特集に案内役として登場

昨日(2月17日)発売の女性セブン(小学館)の鎌倉特集に、鎌倉の案内役として登場させていただきました。 女性セブン鎌倉特集 女性セブン鎌倉特集 東大の本郷先生をはじめとする著名な方々とご一緒させていただき光栄です。 コロナ前は、こういったテレビや…

JR相模線100年の歴史をまとめ

今年9月に茅ヶ崎―寒川間の部分開業から100周年を迎え、11月には30年ぶりとなる新型車両が導入されたJR相模線の歴史をまとめた記事を、東洋経済オンラインに執筆・公開しました。 相模線西寒川支線 取材に当たっては寒川町観光協会・寒川町観光ボランティアガ…

湘南モノレール発、『鎌倉殿の13人』を歩く

来年のNHK大河ドラマは、『鎌倉殿の13人』(作・脚本:三谷幸喜。主演:小栗旬)ということで、先日より「湘南モノレール発、『鎌倉殿の13人』を歩く」という連載を、湘南モノレール公式サイト上で開始しました。 湘南モノレール発、『鎌倉殿の13人』を歩く …

北海道夕張の鉄道廃線跡の今をレポート

先月、北海道のトマムを取材した帰りに、夕張市も訪ねてきました。 三菱石炭鉱業大夕張鉄道「南大夕張」駅跡の保存車両 かつて、夕張の炭鉱が活気に溢れていた時代、市内には運炭専用線に端を発する鉄道や森林鉄道が縦横無尽に走っていました。現在は、その…

横浜のドリームランドモノレールが運行休止に至った原因をあらためて検証

横浜ドリームランドモノレールについて「運行休止に至ったのは、本当に車両を製造した東芝だけの責任だったのか?」という観点から、発注者である日本ドリーム観光の経営体質や当時の財務状況等をあらためて調査し、検証した記事を書いてみました。 横浜ドリ…

【星野リゾート トマム】8月にリニューアルした「雲海テラス」などを取材

先日取材してきた北海道の「星野リゾート トマム」のレポート記事をAll Aboutに書きました。8月にリニューアルした「雲海テラス」やファーム(牧場)エリアなどを紹介しています。 8月にリニューアルした「雲海テラス」 今後は、少しずつ、ポストコロナ期に…

横浜市電の歴史と保存車両の来歴を少し詳しめに

先日の東洋経済オンラインに続き、今度はマイナビニュースにも横浜市電の記事を書かせていただきました。 市電全廃の直前に、桜木町駅前を走る横浜市電の車両 今回の記事では、横浜市電の歴史と保存車両の来歴を少し詳しめに整理してみました。 横浜市史資料…

横浜市営交通100周年。市電保存館を取材

横浜の路面電車は、1904年7月に横浜電気鉄道により開業。その後、1921年に横浜市が横浜電鉄を買収し、「横浜市電」が誕生しました。2021年は、横浜市営交通100周年の節目に当たります。 今回、市電の車両が保存されている横浜市電保存館を取材してきました。…

湘南モノレール全線開通50周年 おめでとうございます!

本日7月2日は湘南モノレールの全通50周年記念日です。おめでとうございます! ・大船 - 西鎌倉までの部分開通 1970年3月7日 ・大船 - 湘南江の島までの全線開通 1971年7月2日 全線開通時に目白山下駅付近を走る300形車両 記念日に合わせ、湘南モノレール会…