『葛城一言主神社』への道
さて、前回に続いて、『葛城古道』を歩いて行きます。
地図は、こちら →
イメージ0 - 葛城の道 地図の画像 - horus - Yahoo!ブログ
『葛城一言主神社』を目指しましょう。
私が、訪れたのは10月下旬。ほとんどの田んぼは稲刈りが終わっていましたが、まだ、これからという場所もちらほら。「ああ、日本の実りの秋だな」と思います。
この辺りを歩いていて、ときどき目にするのが、こんなもの。
イノシシよけの柵なんだそうですが、ちょっと怖い…。
道端に立っている石碑を見ると、「綏靖天皇(すいぜいてんのう)葛城高丘宮跡」とあります。
綏靖天皇って、神武天皇に続く、二代目の天皇ですね。ほぼ、神話の世界のお方。
『葛城一言主神社』に到着
田園風景の中をさらに歩いて行くと、『葛城一言主神社』に到着!
さて、この神社の祭神「葛城之一言主大神」は、第二十一代 雄略天皇が葛城山で狩りをされた時に天皇と同じ姿で現れ、天皇が「お前は誰だ」と問いかけたところ、「私は善事も悪事も一言で言い放つ神である」と申されたといいます。
地元では「いちごんさん」と呼ばれ、一言の願いであれば何事もお聴き下さる神様として親しまれているそうです。
ところで、この「一言の願い」って、どういう意味なんでしょう?
「願い事一つだけ」、という意味なんでしょうか?
それとも、「願い事は長々と言わず、一言で言え!」 という意味なんでしょうか?
例えば、「社長になりたい!」っていうのは、「一言の願い」なんでしょうかね?
社務所で、きちんときいてくればよかったな。今度、電話してきいてみます。
さて、次は、『高天彦神社』を目指して歩いて行きますが、その前に、ちょっと腹ごしらえ。
『葛城古道』は、とても良いハイキングコースなのですが、食事ができる場所が少ないのが難点。
『葛城一言主神社』の近くには、国道沿いにおそば屋さんがあるので、ここで食事をしてしまうのが、おすすめです。
次回は、『高天彦神社』を目指します。