フリージャーナリスト 森川天喜(あき)の取材記録

フリージャーナリスト 森川天喜の取材記録です

記者やライターにも良いカメラが必要な時代?

つい最近、買ったのがニコンのフルサイズデジタル一眼レフカメラ「D810」。

 

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私のようなインターネットメディアで記事を書く記者やライターが、最近、ものすごく気をつかっていると思うのが、「写真」です。

ちょっと前までは、写真は、記事の添え物程度にしか認識されていなかったと思います。

内容の良い記事を書き、キーワードを適切に埋め込んでおけば、いずれ検索エンジンに引っかかるようになり多くの読者に届く。おそらく、多くの記者がそれで良いと思っていたし、読者のほうも不鮮明な写真よりは、キレイな写真のほうが良いくらいに思っていたのではないでしょうか。

ところが、最近、フェイスブックインスタグラムをはじめとするSNSAntennaなどのキュレーションサイトが台頭するようになり、ユーザにシェアしてもらったり、紹介してもらうために、とても重要になってきたのが、他ならぬ「写真」。

良い写真が看板写真になっていると、思わずクリックしたくなるのが、人情ってものですからね。

記事発表直後に、SNSやキュレーションサイトで紹介してもらい、ある程度アクセス数を稼ぎ、その後、検索エンジンのデータベースにバインドされ、グーグルなどの検索表示順位が上昇して、さらに読まれる。

つまり、ヒット記事を生むには、写真の良さと記事の良さが必要。今日のネットメディアで記事を書く者には、この両方が求められているわけです。

以前から、書籍や雑誌などにも写真を提供し、カメラはそこそこやってきたつもりの私ですが、やっぱり、このような事情も手伝い、もっと良いカメラがあれば、欲しいと思ってしまうわけです。

さて、私が購入した「D810」というカメラ、「価格.comプロダクトアワード2014」カメラ関連カテゴリで、「プロダクト大賞」を受賞した製品になります。

 

kakaku.com


まだ、ぜんぜん使い込んでませんが、一番の印象は、シャッターを切るときのなめらかさ。これは、実際にシャッターを押してみないと、分からない感触かな、と思います。

ちなみに、レンズキット(レンズ付きセット販売)は2種類用意されていて、私は「24-120 VR レンズキット」を購入。広角側から望遠側まで、なかなかの対応力。単焦点レンズじゃなきゃダメというようなこだわりもないので、普通の撮影なら、ほぼこのレンズ一本で対応できちゃうくらい。

まあ、登山などに出かけたら、望遠も欲しくなるでしょうけどね。

値段は、レンズ込みで30万円代半ばくらい。今月は節約生活だな~。