鎌倉駅と藤沢駅の間、およそ10kmを結ぶ江ノ電の人気は、もはや全国区で、多くの人がご存じかと思います。
江ノ電は、鎌倉や江の島という観光地が沿線にあるため、「観光路線」のイメージですが、一方で、地元の人の通勤・通学など"生活の足"としても利用されており、10kmの路線に15の駅があります。
今回、観光利用では、まず降りることがなさそうな小さな駅を含め、江ノ電全駅に下車しながら、鎌倉から藤沢までを旅してみました。
まずは、鎌倉駅から腰越駅まで、鎌倉市エリアの各駅をレポートします。
大船と湘南江の島(6.6キロメートル)を結ぶ「湘南モノレール」という路線があるのをご存じでしょうか?
珍しい懸垂式(ぶら下がり式)モノレールが運行されています。
同路線は、エリアの通勤の足としてはもちろん、江ノ電の混雑が激しいため、江の島観光におけるバイパス線としての役割が期待されています。
また、2015年5月に経営共創基盤の傘下企業・みちのりホールディングスのグループ企業となり、同年10月に尾渡英生氏が社長に就任して以来、様々な経営改革やユニークな取り組みを行うようになり、湘南エリアで注目される企業にもなっています。
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その湘南モノレールで、先日、車両基地見学会が行われたので取材してきました。
「はとバス」ツアーの中で行われる見学会で、昨年の夏にはじめて実施され、好評だったため、今夏(7月、8月)も催行されることになりました。
ツアー参加者は、普段は、乗務員以外入れない運転室での「運転士体験」をしたり、整備工場でのモノレール社員による車両説明などを受け、子どもはもちろん、大人も楽しそうでした。
同ツアーは、8月14日(月)、19日(土)、20日(日)にも催行予定。