ちょうど100年前の今日、1923(大正12)年9月1日11時58分、関東大震災が発生した。
この震災に関しては、多数の死者を出した都内の火災による被害にフォーカスされることが多いが、地震の揺れそのものによる鉄道被害は、震源地に近い神奈川県南西部の小田原市付近が最も甚大だった。
神奈川県下で多大な被害が発生した横浜市電、熱海線(現・東海道線の国府津―沼津間)、熱海軌道、箱根登山鉄道の震災被害の実態について、当時の写真や『鉄道震害調査書』の記述などを基に東洋経済オンラインに検証記事を執筆しました。